2024.08.22 【ベルト加工】地道な手作業、機械で効率化しませんか? 榎本工業 技術ニュース vol.74|榎本工業株式会社-カスタム加工機ナビ- 榎本工業では、お客様の様々なご要望に対応したカスタム加工機を提供しております。 今回は、現在製作中のエンドレス平ベルト加工機と、過去に製作したタイミングベルト加工機の2機種をご紹介します。 製作中のベルト加工機:エンドレス平ベルト加工機 こちらは搬送ベルト用の立体的なエンドレス平ベルトを想定して設計された加工機になります。 ベルト加工機を導入することで、今まで人力で1日6,000個もの穴あけをしていたものを自動化し、さらに加工の際のベルト送り時、周長誤差・蛇行・片寄りを考慮して正確な穴あけが可能になります。 さらに、穴あけ工具はカッター刃を使用せず専用工具にて穴あけを行うため、様々なサイズ・厚みのベルトに対応し、多様な加工ニーズに応えることができます。 また、加工前に周長測定機能で周長を測定することで、平ベルト穴あけ時のケガキ線や型紙製作が不要になり、穴位置精度も公差内に収まるよう振分けが可能となります。 過去の製作事例:タイミングベルト加工機 こちらのベルト加工機はタイミングベルト用として製作しました。 3段階の回転数で多様なニーズに対応し、ベルト幅や厚さに合わせて自在に調整可能なクランプ機構を搭載。自動工具交換装置(ATC)で作業効率もアップしました。