現在、非鉄小型精密部品や付随する生産財部品の製造には、ほとんどの場合、量産用の大型工作機械が使用されています。
しかし、小物部品を加工するのに必ずしも大型の加工機は必要ではありません。
小物部品の場合、切削速度を上げると部品自体が変形してしまいます。そのため、切削速度を上げるのにも上限があり、大型機でも小型機でも製作に掛かる時間は大差ありません。
また、大型工作機械には、高価・エネルギー消費大・設置スペースの確保・設置場所が限られるといった課題もあります。
その点、小型工作機械は、低コスト・省エネ・省スペース・軽量で設置場所を選びません。
榎本工業では、そういった『小型』のメリットを活かした、小物部品向けの工作機械を開発しました。
「手のひらサイズの少量多品種部品加工」を基本コンセプトとし、パレット交換システム、インデックス等を搭載可能な3軸NC加工機です。